放射線治療や予防接種ができなかった人にリレンザ

インフルエンザにかかりたくないとは誰もが思うことであり、毎年シーズン前になると多くの人が予防接種を行います。例年の様子を見て必要数のインフルエンザワクチンが準備されているものの、その数が不足してしまう場合もあるほどに人気が高いのが予防接種によるインフルエンザ対策です。しかし、予防接種を受ける際には制限が設けられており、微熱がある場合や急性の重篤な疾患がある人は受けられません。微熱というのは誰にでもあるものですが、その判断基準として37.5度以上ある場合には実施しないというのが基本となっています。また、慢性の重篤な疾患がある人も医師との相談が必要とされます。がん患者で放射線治療を実施している最中の人もそれに該当し、放射線治療を終えてから予防接種の実施を検討するという判断が下されるのが一般的です。不活性化されたワクチンを投与することで免疫応答をできるように準備するというのがワクチンの考え方であり、その準備をするために適切な身体のコンディションができていないと予防接種が実施できないということになるのです。ちょうど予防接種をするべき時期に微熱に悩まされたり、放射線治療を実施することになったりしてしまった場合には、リレンザが助けになるでしょう。インフルエンザ治療薬であるリレンザは予防にも用いることができます。購入の際には全額が自己負担となってしまうものの、リレンザを服用している期間は感染のリスクが著しく減少することから、必要時に服用を行うという考え方は賢いものと言えるでしょう。ただし、ワクチンのように一度行えばそのシーズンの間はずっと効果があるというものではないことは留意する必要があります。